git branch
コマンドの概要
ブランチの一覧表示、追加、削除を行うコマンド。
Gitではブランチはコミットのポインタ。
ブランチのディレクトリが作成され、その中にコミットが保存されているように感じるが、特定のコミットを指し示すポインタである。
git commit を繰返すだけであれば、親ひとりに子ひとり、というコミットの関係になるが、git branch は親ひとりに子どもを複数、関連付けることができる。
ブランチのディレクトリが作成され、その中にコミットが保存されているように感じるが、特定のコミットを指し示すポインタである。
git commit を繰返すだけであれば、親ひとりに子ひとり、というコミットの関係になるが、git branch は親ひとりに子どもを複数、関連付けることができる。
コマンドの使い方
ブランチの一覧表示
オプションの指定がなければローカルブランチの一覧表示
オプションの指定
リモート追跡ブランチの一覧表示
ローカルブランチとリモート追跡ブランチの一覧表示
ブランチが参照しているコミットを表示
ブランチが参照しているコミットに加えてリモート追跡ブランチも表示
チェックアウトしているブランチにマージされているブランチを表示
チェックアウトしているブランチにマージされていない内容をもつブランチを表示
ブランチの作成
作成したいブランチ名を指定することで現在チェックアウトしているブランチから新規ブランチを作成する。
ブランチを作成するだけで、ブランチの移動はしない。ブランチを作成しつつ新規ブランチに移動するときは、
ブランチの削除
-d
オプションにブランチ名を指定することでブランチを削除する。
削除することにより親子関係がたどれなくブランチ、すなわち
- まだマージされていないブランチ
- 上流ブランチにマージされていないブランチ など
は、削除できない。これを強制的に削除するには
リモート追跡ブランチ、リモートブランチを削除するには リモート追跡ブランチを削除する
リモートブランチが削除済みで、ローカルに残っているリモート追跡ブランチを一掃するには
都度実行するのが手間なので、configに設定可能
リモートブランチを削除する
リモートブランチに空のブランチをプッシュする = リモートブランチが削除される
その他の使い方
ブランチ名の変更 チェックアウトしているブランチをリネーム
指定してブランチをリネーム
上流ブランチの設定 チェックアウトしているブランチに対し、上流ブランチを設定する。
プッシュしつつ上流ブランチを設定するのは、