git log
コミットメッセージ一覧によりコミットのログを確認するコマンド
コマンドの概要
コミットのSHA-1ハッシュとコミットメッセージの一覧により、コミットのログを確認するコマンド。HEADの親コミット、その親コミットとHEADを再帰的にたどった履歴である。そのため、git reset
などで親子関係が断たれた"コミット"が存在する場合、git log
の履歴には含まれない。
git reflog
でそのようなコミットも含めた、ローカルリポジトリにおける時系列に沿ったコミット履歴が確認できる。
コミットのログを参照する場合、SHA-1ハッシュとコミットメッセージの2つで確認するため、1行のメッセージで表現できる内容のコミットとすること、がとても大事。
コマンドの使い方
$ git log
“コミット"のSHA-1ハッシュ、誰がコミットしたか、コミットの日付、コミットメッセージ が表示される。 履歴は膨大になるので以下のオプションで見やすくする
// ショートフォーマットで表示
$ git log --oneline
// アスキーグラフを表示する
$ git log --graph
// 5個表示する
$ git log -5
// masterブランチのログだけ表示する
$ git log master
// 2020.01.01 から表示する
$ git log --since=2020.1.1
// 2020.01.01まで表示する
$ git log --until=2020.1.1
// コミットメッセージから'add'を検索して表示する
$ git log --grep 'add'
// 変更された差分も同時に出力
$ git log -p
// 統計情報も同時に出力
$ git log --stat